「国語」の近代史帝国日本と国語学者たち (中公新書)本ダウンロード

「国語」の近代史帝国日本と国語学者たち (中公新書)

Kindleストア, 安田敏朗

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「国語」の近代史帝国日本と国語学者たち (中公新書)本ダウンロード - 明治維新後、日本は近代的な統一国家を目指し、ことばの地域差・階層差を解消するため「国語」を創始する。「国語」は国民統合の名の下に方言を抑圧し、帝国日本の膨張とともに植民地・占領地にも普及が図られていく。この「国語」を創り、国家の国語政策に深く関与したのが、国語学者であった。仮名文字化、ローマ字化、伝統重視派、普及促進派などの論争を通し、国家とともに歩んだ「国語」と国語学者たちの戦前・戦後を追う。
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文献や過去の研究者についての基本情報が一杯。網羅的ではなくとも、きっと信用がおけると思うので(歴史家でない大学のセンセイの「〜史」が、信用性以外の美点を果たして持つものだろうか−ちょっとキツいけど)、私のような日本語の近現代史初心者にはありがたかった。この本だけで、少なくとも昭和前半については必要な参考文献は全て集められると思う。センセイは左派言語学者でおられるのだろうか。同著後半の共産主義的国語教育が失墜した経緯は、手を合わせたくなるほどありがたかった。実はこれが知りたかったこと。1931年から45年にかけて、日本の政治史における「満州時代」は、実に混迷の歴史。台湾や朝鮮の「方言」の例とされた日本語用法の事例も面白かったけど、もっと言語学者たちの本音が見える引用が欲しかったと思う。一方、1930年〜40年代にかけて、植民地や地方の日本語が「誤謬」ではなく「方言」と呼ばれているのが、確かに面白い。標準語があるようでなかったわけである。感性と国家の奇妙な結びつきの上に成り立つ現代日本語と、フランス啓蒙主義と切り離せない普遍言語の理想は相容れない、というこちらの仮説は、揺るがなかった。揺るがして欲しいものだけど。
de 安田敏朗
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