日常診療にすぐに使える臨床統計学 mobiダウンロード

日常診療にすぐに使える臨床統計学

, 能登 洋

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日常診療にすぐに使える臨床統計学 mobiダウンロード - 内容紹介 [推薦の言葉]日本学術会議会長黒川清 近年,判断根拠の確立や患者本位の医療の社会的要請が大きくなってきている.本来,臨床としてはあたりまえのことだが,このことを身をもって理解し,実際に目の前でやって見せられる先生がほとんどいないのが悲しい現状である.たとえば,テニスはいくら本を読んだり,ビデオを見たりしても,それだけでは決して上手くならない.コートに出て,ラケットで球を打ち,お手本を見て初めて実感できる.しかし上手くなるにはアートを直接指導するコーチが必要だ.プロとしての医師にとっては,本書でくり返されているように,「数値は臨床的枠組みのなかで初めて意味付けをされる」のであり,それを理解,判断するにはアートとしての対話・経験・臨床診断能力が不可欠となる.本書は単なる統計学解説書を超えた問題解決型医学教育の実践書でもあり,まさにテニスの実践コーチである.本書は日常診療に必要な統計学の知識と活用法を簡潔に解説していく,わかりやすいスタイルで進み,統計学と臨床の親密さを教えてくれる.各項目の最重要点から歯切れよく始まり,「学習目標(Point覚えるべきこと,関連Question)」が明文化されていて読みやすい.解説の最後には「まとめ」や「参考」が示され,至れり尽くせりの丁寧な解説書である.ケーススタデイではEBMの実践法が紹介されている.コラムは統計学以外の話題も多く,楽しませてくれる.丁寧な構成で,工夫がされている.私は能登君が学生のときから,そして研修医としてもお付き合いした.すぐに周りに伝わる温かい人柄,視野が広く,教育熱心で,患者さんからの信頼も厚い臨床医であり,優れた臨床教育者としてどんどん成長している.以前,私の主催した医学教育学会でも「実践的EBMワークショップ」を引き受けてくれて,大いに人気があった.現在,内分泌専門医をめざして2度目の渡米中である.いかにわかりやすく書くかに苦心しているあたりに,プレゼンテーションや対話で日常的に鍛えられる米国での臨床医の成長とその成果がよく出ている.さらに素晴らしいことは,留学で習得したことを本書を通じて日本に還元しようとしていることであり,人を育てたい,後輩に伝えたい,医療を良くしたいという熱意が伝わってくる.日本のこれからの医学教育や患者本位の診療に関して指南に富んだ好著であり,あらゆる医療者にお勧めしたい. [序]著者能登洋 患者本位の本来の医療では対話・客観的判断・安全性が欠かせません.Evidence-Based Medicine(EBM)はそのような医療を提供するアクションであり,統計学はevidence(実証報告)を正しく解釈し使いこなすための道具です.データや数値は臨床的枠組みのなかで初めて意味を持ちます.臨床の現場において統計学を活用するためには臨床能力が不可欠で,「臨床統計学」のネーミングはそこに由来します.私が医学における統計学の意義を最初に体得したのは,米国での内科研修で生きたEBMを学んで実践したときでした.その後,医学教育の一環として実践を主体とした臨床統計学に重点をおいてきました.従来の医学統計学書や医学講義のほとんどは,数学的解説に終始しているのでとっつきにくく非実用的なのが難点です.そこで私はEBMの実践と医学教育の経験を基に,evidenceの読み方と活用のしかたに焦点を当ててわかりやすく本書を制作しました.さらに患者中心の医療の教育観点から,検査至上主義を見直し,診療における対話や診察技能を重視することを強調しました.【本書の構成・特長】・入門編では統計学・疫学の基礎概念を,実践編では検定の解釈と文献の活用のしかたを中心に解説しました・通読しても辞書的に使用しても役立つよう工夫しました・冒頭に覚えるべきことをポイントとしてあげ,習得目標を明確にしました・末尾にまとめと参考項目があり,復習と拡張学習に役立つようにしました本書が客観性・安全性・個別性・患者との共同性を備えたより良い医療に結びつくことを願っております. 出版社からのコメント ベストな診断と治療ができる統計実践の書! 数式を覚えずに統計学を臨床に活用できる! 必要なことだけをコンパクトにまとめているからスイスイ読める! ケーススタディで現場に即したevidenceの読み方と活用のしかたがわかる! 内容(「BOOK」データベースより) 入門編―臨床での活用に向けて必要な、統計学の基礎用語や概念を中心に解説。実践編―文献の読み方やEBMへの応用を重視した、統計学実践のための解説。ケーススタディ―具体的なEBMの実践例、活用事例を紹介し、臨床での統計学の使い方がすぐにわかる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 能登/洋 1993年東京大学医学部医学科卒業。1993年~1994年東京大学医学部附属病院内科研修医。1994年~1997年ベス・イスラエル医療センター内科研修医(米国ニューヨーク市)。1997年~1998年東京厚生年金病院内科医員。1998年~2003年東京大学医学部糖尿病代謝内科医員。2003年~現在、テキサス大学サウスウェスタン医療センター内分泌代謝内科臨床助手(米国ダラス市)。臨床(外来・病棟)および医学教育のほか、臨床研究に従事。資格、医師免許(日本・米国)。内科専門医(日本・米国)。医学博士。米国内科学会上席会員(FACP)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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研修医1.2年目の先生が熱心によんでいたEBMの教科書で,自分が見たこともなかったので少し貸してもらって読んでみました.まず著者の推薦図書にはACPjournal clubやコクランライブラリーがあげられており信頼できる教科書だと感じた.case studyには実際にエビデンスを症例にどのように適応するか書いてあり研修医のとき自分が疑問に思っていた事がうまくまとめられてあり感心した.また論文を書いた著者が特許をもっているからこの論文の結論には注意して読むことが必要であるという主旨の記載もありそんな風に論文を読んだことがなかったので非常にためになった.あまり知られていない名著だと思う.
de 能登 洋
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